バイリンガルなカナダ留学！
- 私は言語が好きだから英語だけじゃなくてフランス語も学びたい！
- 英語はある程度出来るからフランス語にも日常的に触れられる環境に行きたい！
- 英語圏の学校に通いながらフランス語を話すホストファミリーと生活したい！
こんな風に考えていらっしゃる方もいるかも知れませんね。高校生のカナダ留学で上手にフランス語を学ぶ環境を取り入れていくための必要知識をご案内しますね。
カナダの公用語に関する豆知識
『カナダは英語とフランス語の両方が公用語』という話を聞いたことがあるかも知れません。国全体で言うと、英語とフランス語の両方が公用語ではありますが、どこでも英語とフランス語を話す人がいるということではありません。カナダという国には英語とフランス語の2つの公用語が存在しますが、各州ごとに公用語が設定されています。フランス語が公用語なのがケベック州、そしてカナダで唯一英語とフランス語の両方が公用語なバイリンガルなニューブランズウィック州、それ以外の州の公用語は英語です。公用語とはどう言うことかというと、州内の法律や規則に関わる書類もその言語で記載されています。つまりケベック州であれば、アパートの契約書、電話代、電気代、水道代、などなど。法的に効力を持つ書類がフランス語になっている場合がほとんどです。全くフランス語を学ぶ気持ちの無い方がケベック州に留学するのはお勧めしません。
フランス語の重み・優先順位はどれくらいか？
カナダ高校留学とフランス語を学ぶことを組み合わせた時に、まず考えて欲しいことは、「フランス語を学ぶこと」への比重がどれくらいか？と言うことです。
授業で受けられれば良い
学校の科目の一つで「フランス語」を専攻したいと言うことであれば、カナダ中のほとんどの学校の第二外国語の選択科目にフランス語があります。この場合は、希望の教育委員会への入学手続きの際に学校へ提出する科目選択シートで「フランス語」を選択してもらえれば受講することができます。
授業だけじゃなくて、もっともっとフランス語に触れたい！
この場合は、フランス語を話す人がたくさんいる地域を選んで留学をするとよいでしょう。カナダにはケベック州以外の英語圏の州の中にも、フランス語を話す人が多くいる地域があります。そのような地域にある教育委員会の「英語で授業を受ける高校」に通い、「フランス語が話せるホストファミリーを希望」と言うリクエストを出すこともできます。英語もフランス語も話せるホストファミリーと一緒に生活する中で、フランス語を普段から耳にすることができるでしょうし、フランス語に関する質問をすることも出来ると思います。
以下に、カナダ国内で比較的、フランス語を話すことが多くいらっしゃる地域をご紹介します。
ニューブランズウィック州
ニューブランズウィック州は先ほどもご紹介しましたが、英語とフランス語の両方が公用語のバイリンガルな州です。ケベック州にいるフランス系の方をケベコワと呼び、ニューブランズウィック州のフランス系の方をアカディアと呼んだりします。割合としては、人口の65%が英語、30%がフランス語くらいです。５パーセントはその他。ニューブランズウィック州の留学プログラムでは、英語ですべての授業が行われる学校に留学するコースと、フランス語ですべての授業が行われる学校に留学するコースの2つあります。フランス語の学校を選ぶ方は少ないですが、英語の学校へ留学して、フランス語を話すホームステイをリクエストすると100%ではないですが、高い確率でそのようにしてくれます。
マニトバ州・ウィニペグ
人口約80万人の都市であるウィニペグにもフランス語を話す方が多くいるコミュニティーがあります。こちらも同じように英語で授業をする学校に通いながら、フランス語も話せるホストファミリーを探してもらうことが可能です。ウィニペグにあるお勧めの教育委員会をご紹介します。
カナダの首都オタワ
カナダの政府系の機関や関連企業がたくさん存在するカナダの首都オタワにもフランス語を話す方、バイリンガルな方が多く住んでいらっしゃいます。またオタワはケベック州と州境にあります。ダウンタウンからすぐの橋を渡るとそこはもうフランス語圏ケベック州です。こちらも英語で授業を受ける学校に通いながら、バイリンガルなホストファミリーを希望することが可能です。オタワにある2つの教育委員会をご紹介します。
フランス語圏で留学がしたい！
カナダにはフランス語圏のケベック州があります。ケベック州では公用語がフランス語になりますので、たくさんのフランス語のある環境で留学が出来ると思いますが、フランス語で授業が行われるのではなく、英語で授業が行われる学校で留学したいという方には以下の教育委員会がお勧めです。
今回は、カナダ高校留学とフランス語の勉強を組み合わせた時に知っておいて頂きたい基礎知識とそれが可能になる地域と教育委員会をご紹介しました。何か質問などあればお気軽にキャタリストカナダへご相談ください。
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