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オタワ・オンタリオ州 / Ottawa, Ontario

カナダの首都であるオタワは、歴史ある建物や街並み、そして自然が融合するとても居心地のよい街のひとつで、カナダの首都らしいアトラクション、祝祭、食を体験することができる場所です。オタワはオンタリオ州南東部に位置し、トロントから約4時間半、モントリオールから約2時間、アメリカとの国境からは、わずか45分ほどの距離にあります。
※こちらのページでは、都市情報を随時リサーチしながら更新していきます。

都市情報

概要

  • 英語とフランス語の両方の文化がある(英語圏とフランス語圏が重なる街)
  • 橋を渡ればフランス語圏のケベック州
  • 大都会ではなく、比較的小さめの都市
  • 治安が良く、暮らしやすい街
  • 大自然に囲まれている
  • 美術館や博物館が多い
  • 年間を通してフェスティバルやイベントが多く開催される
  • カナダ文化や歴史を学ぶ機会が豊富
  • 日本人が少なく、英語づけの環境で英語を学べる

街の紹介動画をご覧ください。

交通機関

公共交通機関(バス、ライトレール)

カナダの首都圏には、2つの都市交通機関があります。

OC Transpoは、バスとライトレール(O-Train)をオタワ川のオンタリオ州側で運行しています。チケットや一日乗車券は、バス車内(現金)、O-Trainの全駅(クレジットカードまたは現金)で支払うか、一部の薬局や食料品店、CF Rideau Centreで購入できます。

The Société de Transport de l’Outaouais、別名STOは、オタワ川のケベック州側でバスとライトレールを運行しています。チケットや一日乗車券(Occasional Multi pass)は、一部の薬局、コンビニ、モールにあるサービスポイントやリチャージステーションで購入できるほか、バス車内で現金で支払うこともできます。

また、オタワO-TrainのLine 1沿いや、ケベック州ガティノーのメゾンヌーブ大通りにあるPlace d'Accueil周辺で、OC TranspoとSTO間の乗り換えができるバスも運行されています。両社のウェブサイトでは、便利な旅行計画ツールを提供しています。

ハイウェイ

オタワ地域の主要なハイウェイは、オンタリオ州では
417号線(別名クイーンズウェイ the Queensway)、416、174、7、16、31号線、
ケベック州では148、50、5号線です。
417号線で東に向かう場合、車線が2方向に分かれる(split)地点でそのまま東に進みます。この地点は、「ザ・スプリット The Split」として知られています。

VIA カナダ大陸横断鉄道

カナダの旅客鉄道サービスVIA Railは、オンタリオ州南部、またケベック州南部の主要都市からオタワの区間で毎日多くの本数の列車を運行しており、便利で快適、かつリーズナブルな旅の選択肢になっています。オタワのセントラル駅はダウンタウンから東へ数分のところにあり、VIAレールのサテライト駅は市の西端、Fallowfield-Barrhavenにあります。

Ottawa International Airport オタワ国際空港

オタワのダウンタウンから車でわずか20分の場所にある
最新鋭のオタワ国際空港は、カナダ、アメリカ、ヨーロッパのほとんどの主要都市への直行便を運航しています。
また、カリブ海と南米に季節運航する航空会社も乗り入れています。
毎日110便以上の直行便が出ており、40以上の国内外都市へ就航しています。

オタワへの行き方・アクセス

  • オタワへは日本からの直行便がありません。バンクーバーやトロントを経由して渡航します。
  • 2018年には成田-モントリオール間の直行便も運航開始されましたが、コロナ禍で休止されています。

オタワで学ぶ

オタワには多くの学校があり、留学の選択肢が豊富です。公立(無宗教)カソリック、そして私立の教育機関によって、英語またはフランス語での優れた教育が行われています。
オタワの教育の質が高いことは、オタワの学生がリーディング、ライティング、数学のほとんどの分野で州平均より高い得点を上げていることからも分かります。

公立教育委員会

オタワには、主に4つの公立教育委員会があります(英語/英語-カソリック/フランス語/フランス語-カソリック)。英語の学校を管轄するオタワ・カールトン地区教育委員会(OCDSB)内の学校が147校と最も多く、英語系カソリックのオタワ・カソリック教育委員会が85校でこれに続きます。フランス語の学校の教育委員会は、フランス系カソリックの Conseil des écoles catholiques du Centre-Est(49校)と、フランス系の Conseil des écoles publiques de l'Est de l'Ontario (37校)です。
英語の学校を管轄する教育委員会について、記事にまとめていますのでご参照ください。

オタワ・カールトン教育区留学生プログラム
Ottawa-Carleton District School Board International Student Program

https://www.canada-schools.site/ottawa-carleton-isp/

オタワ・カソリック教育区留学生プログラム
Ottawa Catholic School Board International Student Program

https://www.canada-schools.site/ottawa-catholic-isp/

オタワのカレッジ・大学 Post-secondary education

オタワはカナダで最も教育水準の高い都市の一つで、人口の半数以上がカレッジや大学卒です。また、カナダ国内で、エンジニア、科学者、博士号を持つ住民の割合が最も大きな都市でもあります。

Carleton University カールトン大学

カールトン大学 は英語による公立の研究大学で、27,000人以上の学部生と4,000人以上の大学院生が在籍しています。この大学の「Norman Paterson School of International Affairs」は、世界でも有数の国際関係学の修士課程です。

カールトン大学の学生寮には、伝統的スタイルとスイートスタイルの二種類があります。
1年生の部屋の大半は昔ながらの男女別相部屋で、洗面所は共同です。スイートルームは、男女別の4人部屋(ダブル2部屋またはシングル4部屋)で、共有スペース、洗面所、台所(冷蔵庫と電子レンジ付き)を共有します。

University of Ottawa オタワ大学

オタワ大学は、英語・フランス語によるバイリンガルの大学で、35,000人以上の学部生と、6,000人以上の大学院生が在籍しています。150カ国からの約7,000人の留学生がおり、学生総数の17パーセントを占めています。

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Algonquin College アルゴンキン・カレッジ

アルゴンキン・カレッジは英語による大学で、幅広い学科や専門分野でbachelor’s degrees(学士号)、diplomas(ディプロマ:職業教育)、certificates(サーティフィケート:履修証明)を提供しています。19,000人以上のフルタイムの学生が在籍しています。

オタワ(Woodroffe ウッドロフ)キャンパスに通う学生は、キャンパス内の学生寮に滞在することをお勧めします。ウッドロフ・キャンパスの学生寮には、2ベッドルームのスイート525室に1,050名の学生が生活しています。入居する際には、趣味や性格、睡眠習慣が似ているルームメイトとマッチングさせるために、人物プロファイルを提出することが義務づけられています。

オタワの見所 アトラクション・イベント

National Gallery of Canada

カナダ国立美術館は、この建物自体がひとつの芸術作品です――ピンク色の花崗岩とガラスの尖塔がおりなす印象的な造りが、奥にある国会議事堂の銅張りの塔と調和しています。
内側は円天井のギャラリーで、主にカナダ美術、古典、現代美術が展示されており、イヌイットなど先住民族の芸術家による素晴らしいコレクションも見ることができます。
ここには世界最大のカナダ美術が集められていますが、ヨーロッパやアメリカからの有名な美術品や傑作も展示されています。また、解説パネルでカナダの歴史と文化の発展について紹介されています。
http://www.gallery.ca/

Parliament Hill

オタワのダウンタウンにある国会議事堂 Parliament Hillは、カナダ連邦議会の本拠地であり、カナダの国民的祝祭の中心地です。7月1日のカナダ・デーにはここで終日のイベントが催され、壮大な花火が上げられます。
建造物としての価値も高く、砂岩の壮大な造り、急勾配の銅張りの屋根と複数の尖塔が素晴らしい景観を生み出しています。敷地内は自由に出入可能です。建物の内部を見学するには、無料のガイドツアー(30分~50分、オンライン予約)に参加します。
https://visit.parl.ca/

Canadian Museum of History

カナダ歴史博物館を堪能するために、十分な時間を取っておいてください。川向こうのケベック州ハル Hull にある、この必見の博物館では、カナダの歴史を先住民、植民地時代の始まり、そして今日の豊かな多文化・多様性といった時間軸と視点により客観的に捉え、目を見張るような展示の数々によって記録しています。
http://www.historymuseum.ca/

Winterlude

2月のはじめの3週末
この最高のフェスティバルで、カナダの冬を楽しみましょう!
ウィンタールードの期間、街には驚くほど美しい氷の彫刻が立ち並び、ユネスコ世界遺産である世界的にも有名な「リドー運河」でのスケート、巨大な雪遊び場「スノーフレイク・キングダム」などで思いきり遊ぶこともできます。
また、屋内外を問わず、カナダの文化、芸術、食の多様性を紹介する多くのアクティビティが開催されます。都市部や博物館、特別イベントサイトではこの季節だけの特別なプログラムが用意されており、先住民族の文化に触れる機会もあります。ほとんどのアクティビティは無料で、オタワとガティノー Gatineau の都市部で開催されます。カナダの首都での、年に一度の冬の祭典をお見逃しなく!
https://ottawatourism.ca/en/see-and-do/winterlude

Canadian Tulip Festival

5月
世界最大のチューリップ祭りで春を迎えましょう!
この毎年恒例の人気のイベントでは、大規模なチューリップ畑、打ち上げ花火、家族で楽しめるイベントなどが行われます。
毎年5月に11日間にわたって開催されるカナディアン・チューリップ・フェスティバルは、この季節にしか見られないチューリップの美しさを喜び、フェスティバルの起源である、オランダとオタワとの歴史的な結びつきを祝うイベントです。カナダが第二次世界大戦においてオランダ王室を助け、オランダの解放のために大きな役割を果たしたことへの感謝から、毎年、オランダからチューリップの球根が贈られるようになりました。
屋外イベントの会場はコミッショナーズ・パーク Commissioners Parkで、リドー運河沿いに、また絵のように美しいダウス湖畔に30万本以上のチューリップが咲き誇ります。会場へのアクセスは無料で、いくつかのプログラムも無料で楽しむことができます。
https://tulipfestival.ca/

RBC Bluesfest

7月
毎年夏になると、複数ステージで行われる200組以上のアーティストのパフォーマンスを見るために、約30万人の音楽ファンが集まります。Billboard誌が「世界の野外音楽フェスティバル トップ10」に選んだのも納得のイベントです!
RBCブルースフェストは、長い時を経て、ブルースを超えたあらゆるジャンルの音楽を世に出す場へと形を変え、世界最大の国際音楽イベントのひとつになっています。
https://ottawabluesfest.ca/

Canada Day(カナダ建国記念日)

7月1日
カナダの首都で開催される、国内最大のカナダデー・パーティーに参加しませんか?
ライブ、家族向けアクティビティ、盛大な花火、すべて無料です!
赤と白を身に着けたお祝いの行列に加わって、この日のために歩行者天国になるダウンタウンの街路を歩きましょう。オタワとガティノーそれぞれに設置された公式会場では要人や特別ゲストが登場し、参加型アクティビティ、カナダのトップミュージシャンや若手ミュージシャンによるライブ、打ち上げ花火など、さまざまなプログラムが行われます。

ショッピング

オタワは、お気に入りのブランドやレーベルはもちろん、一点もののショップやマーケット、ブティックが立ち並ぶ、買い物好きの楽園です!

ショッピングモール

CF Rideau Centre

CF Rideau Centreは、国会議事堂の1ブロック東、Shaw Centreとウェスティンホテルオタワに隣接した、オタワ観光のハブ地点です。ダウンタウンの中心部とByWard Marketの間、リドー運河の端にある便利な立地で、あらゆる観光プランに欠かせない場所です。
https://shops.cadillacfairview.com/property/cf-rideau-centre

Tanger Outlets

有名ブランドやデザイナーズブランドの服や小物で掘り出し物を探すなら、カンペオ・ドライブ Campeau DriveにあるTanger Outletsへ。幅広い品ぞろえの商品が、割引価格で手に入ります。人気のあるブランドには、Adidas、Aerie、American Eagle Outfitters、Call It Spring、Dynamite/Garage、ECCO、Fossil、Kate Spade、Levi’s、Boathouse、Calvin Klein、Brooks Brothers、Rootsなどがあります。
https://www.tangeroutlet.com/ottawa

ショッピングエリア

Sparks Street Mall

歴史あるスパークス・ストリート Sparks Streetにあるこの歩行者専用道路には、ユニークなブティックや高級店、感じの良いレストランが並びます。
おみやげ、高級ジュエリーや服、地元アーティストによる工芸品の数々。ショッピングや交流の場として、また通りの雰囲気をお楽しみください。
https://www.sparkslive.com/

The Glebe

ダウンタウンの南、バンク・ストリート Bank Streetを中心に、ユニークなショップ、ヒップなレストラン、親しみやすいパブ、豪華なヘリテージハウスが軒を連ねるのが、ザ・グリーブです。バンク・ストリートはオタワのLGBTQ+ビレッジであり、多くのクィアビジネスに加えて、夏のキャピタル・プライド期間中はこの通りがよりいっそう賑やかになります。
https://ottawatourism.ca/en/about-ottawa/neighbourhoods/glebe

ByWard Market

国会議事堂 Parliament Hillのすぐ東側、数ブロックにわたって広がる「マーケット」は、カナダで最も有名な、身近な観光名所のひとつです。様々なショップ、カフェや屋台を見て回り、クラフトビールからビーバーテイルズまで食べ歩きを楽しむなら、きっと、一日中いても飽きないでしょう。
https://www.byward-market.com/home

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