未成年留学生の夏の過ごし方

未成年の夏の過ごし方。カナダの中学・高校へ複数年、留学される方に大切な基礎知識をお伝えします。それは夏休みの過ごし方です。カナダの中学・高校の受け入れは毎年9月に始まり、翌年の6月末で終了します。7月と8月の2ヶ月間は夏休みで学校はありません。その為、7月と8月は留学をしている教育委員会の監視責任範囲を外れることになります。基本的にはカナダへ滞在することは出来ず日本へ帰国することになります。

大切なのは後見人

カナダで夏を過ごしたい!それでもカナダで夏を過ごしたいという方もいます。その為に大切なのは、後見人が必要ということです。後見人とは、未成年の学生がカナダで留学をする間に、留学生の近くに住居を持ち、何かあった場合には保護人としてサポートができる人になります。中学や高校の通学期間中は留学プログラムの代表の方、またはホームステイ会社のスタッフが後見人になりますが、7月と8月は後見人の責任範囲がなくなります。

この後見人を提供してくれるのが、語学学校になります。7月、8月にカナダへ滞在する為には後見人を提供してくれる語学学校に通学することになります。語学学校は比較的大きな街にあるので、語学学校がない町で留学をされている方は、語学学校のある都市部へ移動して、語学学校の提供するホームステイに滞在しながら夏を過ごします。

サマーキャンプに参加したい!

カナダの夏を楽しむ為に、各教育機関がサマーキャンプを企画しています。もちろんこちらに参加して頂くことも可能です。サマーキャンプへの参加も可能ですが、通常サマーキャンプは7月、8月のまるまる2ヶ月間も開催しておりません。7月だけ、8月だけ、または7月から8月の中旬にかけてなど、夏休みの全てをサマーキャンプで過ごせるプログラムは殆どありません。隙間になってしまう期間は語学学校に通って補う必要があります。

保護者がカナダへ行くのはあり?

語学学校やサマープログラムに参加せずにカナダで夏を過ごす方法がいくつかあります。それは、保護者の方がカナダへ行き、一緒に夏を過ごすことです。または親戚やお知り合いの方で、カナダでの市民権、永住権をお持ちの方がいれば、その方が後見人になれるので、その方のお宅で一緒に過ごして頂くことも可能です。その場合は、どこの語学学校やサマープログラムにも属さずに夏を過ごすことが出来ます。

後期入学(2月スタート)の留学生は該当します

1年間だけの体験留学でも、後期の2月に入学される方は、今回お伝えしている夏の過ごし方が該当してきます。6月末に学年度が終わり、日本に帰国して頂いて、再度9月の新学期に向けて渡航して頂くか、上記にご案内したように、ご希望の都市に移動して、語学学校で夏を過ごして頂くことになります。

夏の後見人の宣誓書類を教育委員会に提出

カナダの語学学校やサマープログラムで7月、8月を過ごされる場合は、語学学校やサマープログラムから提供される後見人の宣誓書類、入学許可書、ホームステイ情報を教育委員会へ提出する必要があります。また教育委員会の方で加入している医療保険は夏の間は無効になりますので、必ず語学学校、サマーキャンプの方で提供されている医療保険、または日本の保険会社が販売する旅行保険に加入をしてください。

語学学校・サマーキャンプのご紹介もしています

キャタリストカナダでは未成年の留学生が7月、8月をカナダで過ごすための語学留学の斡旋も行っております。夏の過ごし方のご相談をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。