留学生がカナダのサッカークラブでプレーするには ― FIFAの未成年ルールと登録手続き
こんにちは。キャタリストカナダの水谷です。 「カナダの高校に行っても、サッカーは続けたい。学校のチームだけでなく、地域のクラブでもプレーできますか?」 サッカーをしているお子さんのご家族から、よくいただく質問です。 先に結論をお伝えします。留学生でも、カナダのクラブでプレーすることはできます。 ただし、18歳未満の選手が国をまたいでクラブに登録することは、FIFA(国際サッカー連盟)のルールで原則として禁止されています。留学生は、その例外の一つ「学業目的の交換留学」に当てはまる場合に、承認を受けてから登録 …
Glenlawn Collegiate Institute – グレンローン高校 – ルイスリエール教育委員会
グレンローン高校は、ウィニペグ南部のセントバイタル地区にある、生徒数約1,000人の公立高校です。2023年に100周年を迎えた、歴史のある学校です。いちばんの特色は、音楽と舞台芸術の幅の広さ。吹奏楽、ジャズバンド、合唱、ギター、ジャズギター、ミュージカルまでそろっています。ゲーム制作やサイバーセキュリティなど、新しいデジタル系の科目もあります。 教育委員会によると、グレンローン高校には英語(EAL)を学ぶ留学生のための専用の授業とサポートがあります。教育委員会の夏の留学生プログラムの会場もこの学校です。 …
Windsor Park Collegiate – ウィンザーパーク高校 – ルイスリエール教育委員会
ウィンザーパーク高校は、ウィニペグ南東部の住宅街にある、生徒数約600人の小さめの公立高校です。いちばんの特色は、1996年から続く「キャリア・インターンシップ・プログラム(CIP)」。地元の企業や団体で、高校生のうちに実際に働く経験を積めます。ギターアンサンブルや「ロックの歴史」の授業など、音楽の選択肢がユニークなのも特徴です。 大きな学校の中で埋もれるより、顔の見える規模で先生や友だちとつながりたい生徒。将来の仕事を、教室の外で考えてみたい生徒。そんな生徒に合う可能性がある学校です。 一方で、英語(E …
Dakota Collegiate Institute – ダコタ高校 – ルイスリエール教育委員会
ダコタ高校は、ウィニペグ南部のセントバイタル地区にある、生徒数約1,500人の大きな公立高校です。学校によると、選択科目は100近く、課外活動は60以上。大学レベルのAP(アドバンスト・プレイスメント)、スポーツアカデミー、ミュージカルの授業まで、選択肢の幅がいちばんの特徴です。 教育委員会によると、ダコタ高校には英語(EAL)を学ぶ留学生のための専用の授業とサポートがあります。 やりたいことがはっきりしていて、それを深められる環境を求める生徒。大きな学校のにぎやかさを楽しめる生徒。そんな生徒に合う可能性 …
カナダ国内で高校を変える——同じ州の中と、州をまたぐとき
こんにちは。キャタリストカナダの水谷です。 「来年度は、違う学校にしたい」 いまカナダに留学しているお子さんから、あるいはご家庭から、そう聞こえてきたときの話です。都会に出たい、もっと小さな町がいい、日本人が少ない環境がいい、費用を抑えたい。理由はさまざまです。 先に結論をお伝えします。同じ州の中で移るのと、州をまたいで移るのは、まったく別の話です。 同じ州の中なら単位はほぼそのまま引き継がれます。州をまたぐと、単位の扱いから卒業の条件まで変わります。 この違いを知らないまま動くと、あとで取り返しがつきま …
カナダ留学は、途中で軌道修正ができます——高校の転校ガイド
こんにちは。キャタリストカナダの水谷です。 お子さんがカナダに留学していて、こんなふうに感じていませんか。 「思っていたのと違う気がする」「この学校であと2年、3年やっていけるだろうか」「でも、いまさら変えるなんて言い出せない」 先にお伝えします。学校は、途中で変えられます。 そしてそれは、特別なことでも、失敗でもありません。 学校を選べるのは、留学生の特権です あまり言われないことですが、大事なことだと思っています。 カナダの現地の生徒は、自宅の住所で通う学校が決まります。 選べません。隣の学区のあの学 …
オンタリオの単位(OSSD)を持って、カナダの高校へ転校する——単位・時期・学校選び
こんにちは。キャタリストカナダの水谷です。 こういうご相談をいただくことがあります。 「子どもは海外のカナダ式インターナショナルスクールに通っていて、オンタリオ州の単位をいくつか取っています。カナダ本国の高校に移りたいのですが、これまで取った単位は無駄になりませんか」 調べても答えが出てこない、という方が多いのだと思います。日本語で書かれたページは「そこで卒業する」話で終わっていて、「途中でカナダに移る」ことを扱っていないからです。 先に結論をお伝えします。単位が引き継げるかどうかは、通っている学校の認定 …
カナダの高校で単位を落としたら、どうなるのか——州ごとに違う、立て直し方
こんにちは。キャタリストカナダの水谷です。 先に結論をお伝えします。単位を落としても、立て直せます。 ただし方法は州によって違い、原則として卒業する州の中で補うことになります。 「もし単位を落としたら、卒業できなくなるのではないか」。お子さんをカナダの高校に送り出したご家庭から、いちばん多くいただく不安のひとつです。日本の高校とは仕組みが違うので、想像がつかないのだと思います。 この記事では、単位を落としたときに実際に何が起きて、どんな手が打てるのかを整理します。制度や数字は2026年9月時点で州の公式資 …
George Pringle Secondary ― 2027年9月、ウエストケロウナに開校する新しい公立高校
「せっかくなら、新しくてきれいな学校がいい」 学校選びのご相談で、こうおっしゃる留学生の方は少なくありません。カナダの公立高校には、校舎が50年以上前に建てられた学校も多いからです。 BC州オカナガン地方のウエストケロウナに、2027年9月、まったく新しい公立高校が開校します。George Pringle Secondary School(ジョージ・プリングル高校)です。 先に結論をお伝えします。 このページでは、学校の基本情報と、新設校を選ぶときに知っておいていただきたいことをまとめます。 学校の基本情 …
クリスチャン家庭のカナダ高校留学——カトリックとプロテスタント、学校はこう見分ける
キャタリストカナダの水谷です。実際に留学を検討するご家族とお話をする中で、様々な状況やご要望に合わせてその都度リサーチをしてそのご家庭に合う留学先を提案しています。今日はその事例を1つご紹介します。 先日ご相談いただいた保護者の方が、面談の途中で、はっきりこうおっしゃいました。 「うちは、カトリックではなくプロテスタントなんです」 その一言で、学校選びの地図が変わりました。お母様の希望は「子どもが信仰のある環境に身を置けるといいな」。それは「あれば嬉しい」条件ではなく、進路を決めるための軸でした。 信仰は …
Delta Secondaryの「Diamond Sports」― 体育の授業が、野球とソフトボールになる
「カナダの高校で野球を続けたい。でも、アカデミーの費用が気になります」 BC州で野球のできる高校を探すと、たいてい「ベースボールアカデミー」が出てきます。年$250から$4,000を超えるものまで、費用の幅は大きいところです。 ところが、費用のかからない形もあります。 BC州デルタ学区(SD37)のDelta Secondary Schoolにある「Diamond Sports」は、アカデミーではありません。体育の授業です。 そして——公式に「レクリエーション目的の選手向けではない」と書かれています。 先 …
West Vancouver Schoolsのベースボールアカデミー ― 3つの高校のどこからでも、9月から6月まで
カナダの野球アカデミーを調べていると、たいてい「アカデミーがあるのはどの学校か?」という話になります。 ウエストバンクーバー学区(SD45)は、そこが少し違います。 このアカデミーは、学区の3つの高校の、どこに在籍していても参加できます。West Vancouver Secondary、École Sentinel Secondary、Rockridge Secondary。3校の生徒がひとつのプログラムに合流する形です。 先にお伝えすると、カナダの高校野球に甲子園のような全国大会はなく、州によって仕組み …
中学卒業前にカナダ留学しても大丈夫?——「義務教育の放棄じゃないの?」に、きちんと答えるための記事
最近、こういうご相談が増えています。 中学3年生。卒業前の2月にカナダへ出発して、現地のGrade 9(9年生、日本でいう中学3年)の後半に入る。2月から6月までの5ヶ月間。学年度が終了した6月末にいったん帰国し、9月からGrade 10。そのままカナダの高校を卒業する、3年半の計画です。 ご本人もご両親も、方向は決まっている。カナダの高校を卒業することが本丸で、日本の高校に通う予定はない。それでも、二つのことが引っかかっています。 一つは、周りからの言葉です。「中学を卒業しなくていいの?」「それって義務 …
Yale高校のベースボールアカデミー(アボッツフォード)― 時間割の半分を、野球に使う
カナダの高校で野球を続けたいというご相談で、必ず出てくる質問があります。 「どのくらいの時間、野球ができるんですか」 BC州の野球アカデミーは、学校によって差がとても大きいところです。週に1コマの学校もあれば、時間割の半分を使う学校もあります。 BC州アボッツフォード学区(SD34)のYale Secondary School にあるベースボールアカデミーは、後者です。 先にお伝えすると、カナダの高校野球に甲子園のような全国大会はなく、州によって仕組みがまったく違います。全体像は野球で選ぶカナダ高校留学ガ …
カナダ留学に薬は持ち込める?毎日飲む薬がある子の留学──持ち込み・処方の引き継ぎ・保険の実際
毎日飲んでいる薬があります。カナダ留学はできますか? カウンセリングで、良くいただく質問です。低用量ピル、アレルギーの薬、喘息の吸入薬、皮膚科の薬。毎日の薬がある子は、珍しくありません。先に結論をお伝えします。 毎日飲む薬があっても、カナダ留学はできます。 毎月どこかに通院し続ける必要もありません。基本の形は「日本から90日分を持って行き、その間に一度だけ、現地の医療につないで処方を引き継ぐ」。これだけです。 この記事では、その具体的な流れを3つに分けて説明します。①日本からの持ち込みルール、②現地での処 …
ラトランド高校・ベースボールアカデミー | ケロウナで、授業として野球をやる
「カナダに留学しても、野球は続けられますか」 このご相談をいただくたびに、私はまず州の話からします。BC州には、学校対抗の高校野球がありません。日本のような「野球部」が存在しないのです。 では野球ができないのかというと、そんなことはありません。BC州には、時間割の中に野球が組み込まれた「アカデミー」という仕組みがあります。放課後の部活ではなく、授業です。単位も出ます。 BC州セントラルオカナガン学区(SD23)のRutland Senior Secondary SchoolにあるSD23ベースボールアカデ …















