Mount Boucherie高校のベースボールアカデミー ― 別途出願なし、体育の単位になる野球。アカデミー費$250
留学のご相談で、いちばん多い形はこれです。 「野球は続けさせたい。でも、そのために全部を野球に賭けるような留学は考えていません」 強豪クラブに入って全国を目指すのでもなく、かといって完全にやめてしまうのでもない。続けられる形で、続けたい。そういうご家庭のほうが、実際には多数派です。 BC州セントラルオカナガン学区(SD23)のMount Boucherie Secondary School(マウント・ブシェリー高校)にあるベースボールアカデミーは、その要望にいちばん近い形をしています。 つまり、体育の時間 …
Lambrick Park高校のベースボール/ソフトボールアカデミー ― クラブのシーズンから逆算する、四季通年の高校留学
「カナダの学校のアカデミーって、結局そこで何をするんですか。試合をしないなら、何のために毎日やるんでしょう」 BC州の野球アカデミーを説明していると、必ずこの質問に行き当たります。もっともな疑問です。練習だけして試合をしないのなら、目的がよく分からない。 その答えを、いちばんはっきり書いている学校があります。BC州グレータービクトリア学区(SD61)のLambrick Park Secondary School(ランブリックパーク高校)です。公式サイトには、こうあります。 「多くの生徒にとっての主な目標は …
ウィニペグで高校留学しながらバスケを続ける ― 公認アカデミーが公立5校ある「バスケの街」
こんにちは。キャタリストカナダの水谷です。私はいま、家族とともにこのウィニペグに住んでいます。 「カナダの高校でバスケを続けたい」というご相談をいただいたとき、実はウィニペグは、私が胸を張ってご紹介できる街のひとつです。理由はシンプルで、州のバスケットボール協会(Basketball Manitoba)が公認する高校バスケアカデミーが、留学生を受け入れる公立校だけで5校もあるからです。 カナダ高校バスケの全体像——部活・アカデミー・プレップという3つの道、全国大会が無いことなど——はバスケットボールで選ぶ …
Langley Secondaryのベースボールアカデミー ― カナダ最強クラブが運営する、毎日159分の高校留学
「野球のレベルが高い環境に置きたい。でも、日本のように部活で完結する国ではないと聞きました。カナダでは、どこで練習して、どこで試合をするんでしょうか」 野球留学のご相談で、ある段階まで進んだご家庭が必ず行き着く質問です。そして私は、この質問に答えるとき、BC州ラングレーのLangley Secondary School(ラングレー・セカンダリー)の名前を出すことが多くなりました。 理由は単純です。この学校では、「練習する場所」と「試合をする場所」が、ほとんど同じ場所にあるからです。 先にお伝えすると、カナ …
Belmont高校のベースボール/ソフトボールアカデミー ― 初心者から通える、年$770のカナダ野球留学
「野球は続けさせたいんです。でも、うちの子は強豪校のレギュラーだったわけじゃない。そんな子でも、カナダに居場所はありますか?」 カウンセリングで、この質問を本当によく受けます。そして多くのご家庭が、聞いたあとに少しほっとした顔をされます。カナダには「うまい子だけの野球」ではない場所が、ちゃんとあるからです。 その代表格が、BC州スーク学区(SD62)のBelmont Secondary School(ベルモント高校)のベースボール/ソフトボールアカデミーです。年$770、通年、毎日、そして初心者歓迎。カナ …
カナダの高校の成績は、どうやって決まるのか——一発勝負がない代わりに、毎日が評価されます
学力の高いお子さんをお持ちのご家庭から、必ずいただく質問があります。 「カナダの高校で、いい成績は取れるのでしょうか」 「学校によってテストの難易度が違うと聞きました。厳しい学区は避けたほうがいいですか」「大学進学のために、良い成績をキープできるか心配です」 まっとうな心配です。カナダの高校に一斉入試はなく、日々の成績がそのまま大学の出願書類になる。だから成績は、日本の受験以上に重い意味を持ちます。 ただ、この質問には前提のズレが含まれていることが多いのです。日本の「定期試験で点を取る」という枠組みのまま …
カナダ高校卒業の最大の壁「12年生の英語」を、49歳の私が受けてきました
カナダの高校を卒業しようとする日本人の子どもにとって、いちばんの関門は何か。20年この仕事をしてきて、答えははっきりしています。Grade 12の英語です。(高校3年生の英語) どの州でも必ず履修しなければならない必修科目で、これをクリアしないと卒業できません。そして、日本の子どもがいちばん苦しむ科目でもあります。 私はその科目を、自分で受けてきました。 2025年8月にウィニペグへ移住し、9月から翌年1月までの5ヶ月間、English 40S(Grade 12の英語)を1科目だけ、毎日通って受講しました …
カナダの高校からオーストラリアの大学へ——ファウンデーション不要で直接出願できる「第3の出口」
こんにちは。キャタリストカナダの水谷です。 カナダ高校留学の3つの出口のうち、これまで日本の大学とカナダの大学への道をご紹介してきました。今日はその先にある選択肢——オーストラリアの大学です。実は、カナダの高校卒業資格は、オーストラリアでそのまま使えます。 結論 ― カナダの卒業証書は、豪州で「現地の高卒」と同等に扱われる 結論からお伝えします。BC州のDogwood、オンタリオ州のOSSD、アルバータ州の卒業資格は、いずれもオーストラリアの主要大学で「Year 12(豪州の高卒資格)と同等」として認めら …
カナダの高校から、英語で学べる日本の大学へ——英語学位プログラムという第3の道
こんにちは。キャタリストカナダの水谷です。 カナダの高校を卒業したあとの進路として、3つの出口の全体図と帰国生入試についてはすでにご紹介しました。今日はその続編として、意外と知られていない「第3の道」をご紹介します。日本語の入試を受けずに、英語のまま日本の大学に入るという道です。 結論 ― 日本の大学は「英語だけ」で卒業できる 結論からお伝えします。日本の主要大学には、出願から授業、卒業まですべて英語で完結する学士プログラム(英語学位プログラム)があり、カナダの高校卒業資格(BC州のDogwood、オンタ …
カナダ高校の「科目選択」が大学進学を左右する——Grade 11・12で失敗しない履修設計
カナダ高校留学の進路設計で、日本の親御さんが最も知らない領域。それが科目選択です。 日本の高校にも文系・理系の選択はあります。しかし、「この科目を取っていないと、この大学に出願できない」という仕組みが高校のカリキュラム全体を貫いている国は、日本の感覚からすると別世界です。 カナダの高校に料理・自動車整備・ダンスなど、どれほど幅広い選択科目があるかは、カナダの高校にはどんな授業があるの?で動画付きで紹介しました。この記事はその先の話です。その豊富な科目の中から「どれを取るか」が、2年後に出願できる大学・学部 …
1年の高校留学は、大学受験に不利になる?——出発前に在籍校と確認すべきこと
「1年だけ留学させたい。でも、大学受験に響かないか心配で。」 このご相談は、毎年必ずいただきます。そして、私の答えはいつも同じです。 有利にも、不利にもなり得ます。分かれ目は「日本の在籍校の制度」と「出発前の設計」です。 世の中には「留学経験は総合型選抜で有利」という威勢のいい情報と、「留学すると留年する」という脅しのような情報が両方流れています。どちらも、半分だけ正しい。実際には、お子さんが通う日本の高校がどういう制度を持っているかで、結果はまったく変わります。だからこの記事は、「留学は有利です」と請け …
カナダの高校からカナダの大学・カレッジへ——「受験」のない進学のしくみと費用
カナダ高校留学の出口として、日本の親御さんにいちばん知られていないのが、この道です。 そのままカナダの大学・カレッジへ進む。 「うちの子には関係ない」と思われた方にこそ、読んでいただきたい記事です。なぜなら、カナダの大学進学は日本の大学受験とは仕組みがまったく違っていて、日本の受験では埋もれてしまう子が、この仕組みでは伸びることがあるからです。そして、費用も「アメリカの大学」のイメージで諦めるほどの金額ではありません。 カナダに住み、3人の子をカナダの学校に通わせている立場から、現地の実感とともにお話しし …
高校留学は「過ごし方」が問われる時代——出発前にテーマを持ち、記録しながら過ごす
先日、日本の推薦入試を専門にサポートしている会社の方と、じっくり話す機会がありました。大学の推薦・総合型選抜の現場を、日々見ている方です。 その方が言ったことを、要約するとこうなります。 「入試で問われるのは、留学したかどうかではありません。留学中に、どんなテーマを持っていたか。目的意識があったか。どんな過ごし方をしたか。それを自分の言葉で語れるかです。」 20年、留学の現場に立ってきた私の実感と、完全に一致する言葉でした。そしてこの言葉は、留学の準備について、大事なことを一つ教えてくれます。 6月末にカ …
カナダの高校を卒業して、日本の大学へ——帰国生入試の出願資格と現実的な大学マップ
卒業留学を考えるご家庭が、最後まで手放せない不安があります。 「カナダの高校を卒業してしまったら、日本の大学には戻れないのではないか。」 結論からお伝えします。戻れます。それも、正規のルートで。 日本の約400大学が「帰国生入試(帰国子女枠)」を実施しており、カナダの高校卒業者はその正式な対象です。早稲田・慶應・上智・ICUといった難関私大にも、東大・一橋といった国公立にも、帰国生のための出願ルートが用意されています。 ただし、この扉には条件があります。そして、カナダ組にだけ特有の論点も1つあります。この …
カナダ高校留学と大学進学——日本の大学・カナダの大学へ広がる「3つの出口」の全体図
カナダ高校留学を検討するご家庭から、必ずと言っていいほどいただく質問があります。 「留学したら、大学進学に不利になりませんか?」 先に、結論をお伝えします。カナダ高校留学は、大学進学を不利にしません。入り方を正しく設計すれば、使える受験ルートはむしろ増えます。 ただし、この結論には条件が付きます。「入り方を正しく設計すれば」という部分です。1年だけの留学と、卒業までの留学とでは、その後に使える入試がまったく違います。そして、どちらの道でも「出発前に決めておくべきこと」があります。ここを知らずに出発すると、 …
Vauxhall Academy of Baseball ― 全寮制で本気の野球を続けるカナダ高校留学
アルバータ州にはいくつかの野球アカデミーがあります。(気軽なMcCoy、毎日鍛えて試合もあるSt. Joseph、実績のSt. Francis Xavier、外部専門機関運営のVimy Ridge)この記事は、その中でも別格の存在——アルバータ州バクスホール(Vauxhall)のVauxhall Academy of Baseballを取り上げます。通学ではなく全寮制。シーズン中75試合以上をカナダ・アメリカ各地で戦い、20年で18名のMLBドラフト指名選手、54名のカナダ・ジュニア代表招集選手(うち20 …















