予算内で実現出来るカナダでの中学高校留学
カナダ東海岸にあるノバスコシア州の運営する「ノバスコシア州・国際留学生プログラム」(Nova Scotia International Student Program 通称：NSISP)では、海外からの留学生を州内の90を超える学校でカナダの中学・高校教育を提供しています。提供するプログラムは、1学期の短いものから、1年間と長いものまであります。このプログラムに参加する留学生は各エリアの教育委員会の提供するホームステイに滞在し、学習する教科は、主要科目はもちろんですが、Arts/Science/Languages/Computers の中らから選ぶことが出来ます。すべての学校で行われる授業のカリキュラムは、州教育委員会によって認定・推進されているものです。生徒は授業の他に、さまざまな課外活動に参加することが出来ます。（サッカー、バレーボール、バスケットボール、カーリング、スキーなどなど）
ノバスコシア州の高校を卒業する学生への特典！
ノバスコシア留学プログラムデータ
- 留学生受入開始：1997年
- 留学可能期間：1学年（10ヶ月）、1学期（5ヶ月）、短期、卒業までの複数年留学可能
- 受入学年：4年生から12年生
- 全体生徒数：118,962人
- 全体留学生数：1,500人
ノバスコシア州高校留学ができる７つの教育委員会
ノバスコシア州には次の7つの教育委員会があり各地域の公立学校を運営していますが、留学生の受け入れはNSISP(Nova Scotia International Student Program)という部署が１箇所で管理をして、各教育委員会に生徒を配置指定行きます。
- ハリファックス（Halifax)
- ストレイト(Strait)
- ケープ・ブレトン-ビクトリア(Cape Breton-Victoria)
- シグネクト-セントラル (Chignecto-Central)
- アナポリス・バレー (Annapolis Valley)
- トリ-カウンティー (Tri-County)
- サウスショア (South Shore)
ノバスコシア州公立留学プログラムの大きな3大特徴
ノバスコシア州公立学校の留学プログラムを他の州の教育委員会と比べた時に大きな特徴が3つあります。
- カナダ最安値の留学費用
- 通学する学校を学生が選べない。NSISPから各教育委員会へ割り振りが行われその教育委員会が通学する学校・ホームステイを決めます。
- 入学の学力基準あり：9教科の平均3.5 以上
ノバスコシア州留学プログラムの年間費用
2024-2025年度
| 入学金 | 425ドル |
| オリエンテーション | 200ドル |
| 授業料（10ヶ月分） | 10,000ドル |
| ホームステイ（10ヶ月分） | 9,500ドル |
| 医療保険（10ヶ月） | 900ドル |
| 合計： | 21,025ドル |
2025-2026年度
| 入学金 | 475ドル |
| オリエンテーション | 200ドル |
| 授業料（10ヶ月分） | 10,000ドル |
| ホームステイ（10ヶ月分） | 10,000ドル |
| 医療保険（10ヶ月） | 800ドル |
| 合計： | 21,475ドル |
この他に掛かる費用としては、ノバスコシア州ハリファックスまでの航空券約30万円（往復）、スマホ代年間5万円、お小遣い年間10万円を合わせても他の教育委員会よりは少ない予算で留学が可能です。卒業留学を検討中の方は特に複数年になると費用も大きくなりますので実現が難しいと思っていたカナダ高校卒業留学も実現できるプランになる可能性もあるかと思います。
予め知っておいていただきたい点
上記の留学費用の支払いは、支払い時のカナダドルのレートに合わせて日本円の支払い額が変化します。例えば、20,000ドルの費用支払いの場合、1ドル80円の時と、1ドル90円の時では、日本円で200,000円の大きな違いが出てきます。見積もり時と支払い時で支払い額に差が出ることをご理解ご了承ください。
留学生向けのカルチャートリップ Culture Trips
NSIPSでは留学生向けの年2回のCulture Tripを開催しています。日本でいう修学旅行のようなものです。留学生活はカナダの東海岸ですが、カナダは大きな国ですし歴史や自然に溢れた場所がたくさんあります。春と秋に開催される修学旅行、秋はトロントとナイアガラの滝、春はモントリオールとオタワへ行きます。費用は別途必要で各1500ドルです。
学生大使プログラム (Student Ambassadors Program)
NSISPでは留学生の成功には現地の学生や家族、コミュニティーとの密接な関わりが重要と考えています。NSISPでは毎年100人を超える地元の学生を学生大使としてトレーニングしています。学生大使は世界中からやってくる留学生が現地での生活や学校生活に慣れていくようにサポートしていきます。留学生の受け入れは現地の学生にとっても異文化やコミュニケーションについて学ぶことが出来る機械として捉えており地元学生の積極的な参加を促しています。
