カナダ高校 マニトバ州

ルイス・リエール高校留学プログラム/Louis Riel School Division

水谷通孝

カナダ在住・カナダ高校留学エージェント歴20年(2006年創業)。2025年にカナダへ移住し、自身の子どもたちもカナダの学校に通っています。現地在住の立場から、費用・学校・生活の最新情報を直接お伝えします。

ルイスリエール教育委員会は、マニトバ州の州都ウィニペグの南東部にある公立の教育委員会です。留学生を受け入れている高校が7校あり、学校の大きさや得意分野で選べます。英語(EAL)の専用授業がある学校は、そのうち2校です。

ウィニペグの教育委員会で唯一、留学生向けのサマープログラムを開いているのも特徴です。2027-2028年度の費用は、授業料・ホームステイ・保険・出願料を合わせて年間約25,350カナダドルです。2026年10月、ウィニペグ在住の代表・水谷が、この教育委員会の3つの高校を視察しました。

2026年10月、ウィニペグ在住の代表・水谷が、この教育委員会の3つの高校を視察しました。3校とも留学生は約45〜50人、そのうち日本人は1〜2人です。どの学校を選んでも、日本人がごく少ない環境で学べます。視察のレポートは各高校の紹介ページに記載をしております。

基本データ

項目内容
地域ウィニペグ南東部(セントバイタル、セントボニフェス地区)
留学プログラムの設立2008年
教育区全体の生徒数17,424人(マニトバ州政府、2025年10月1日時点)
留学生を受け入れる高校7校
留学生の数約200人
受け入れ学年Grade 9〜12(14〜19歳)。小中学生(K〜Grade 8)の出願は現在受け付けていません
留学期間1年(10ヶ月)、1学期(5ヶ月)。3〜4ヶ月は要相談
入学時期9月、2月
授業の言語英語、またはフランス語(フレンチイマージョン校)
英語サポートあり。EALの専用授業があるのはダコタ高校とグレンローン高校
特色プログラムAP(大学レベルの授業)、スポーツアカデミー、バスケットボールアカデミー、音楽・芸術
卒業複数年の在籍で、マニトバ州の高校卒業資格を目指せます
滞在方法教育委員会が運営するホームステイ
到着空港ウィニペグ国際空港

こんな生徒に合います

  • 日本人の少ない環境で、英語漬けになりたい生徒:ウィニペグは、バンクーバーやトロントに比べて日本人留学生がずっと少ない街です。
  • 学校の大きさや特色を比べて選びたい生徒:生徒数400人の小さな学校から、1,500人の大きな学校まで、7校の中から選べます。
  • スポーツや音楽に打ち込みたい生徒:スポーツアカデミー、バスケットボールアカデミー、吹奏楽・ジャズ・ミュージカルの授業がある学校があります。
  • カナダの高校を卒業したい生徒:2年目、3年目も同じ教育委員会で続けて学べます。

一方で、次の点は知っておいてください。

  • 冬が厳しい:真冬はマイナス25〜30℃になる日があります。ただ、建物の中は暖かく、街は冬に慣れています。
  • 英語のサポートは学校ごとに違う:英語に不安がある場合は、EALの専用授業がある学校を選ぶことが大切です。
  • ホームステイには定員がある:教育委員会のサイトで、9月入学のホームステイが定員に達したとの案内が出たことがあります。9月入学を考えるなら、早めに相談を始めてください。

留学生を受け入れている7つの高校

同じ教育委員会でも、学校の大きさや得意分野、英語(EAL)の支援体制は学校ごとに違います。代表の水谷が2026年10月に視察した3校には、詳しい紹介ページがあります。

学校生徒数特色EAL専用授業
ウィンザーパーク高校(Windsor Park Collegiate)約600人小規模。在学中に地元企業でインターンできる制度、ギター・ロックの歴史の授業年により異なる
グレンローン高校(Glenlawn Collegiate)約1,000人創立100年。吹奏楽・ジャズ・合唱・ミュージカルなど音楽が充実、バスケットボールアカデミーあり
ダコタ高校(Dakota Collegiate)約1,500人大規模。AP、スポーツアカデミー(バスケ・ホッケー・サッカーなど)、選択科目100近くあり
Nelson McIntyre Collegiate約400人小規模。バスケットボールの強豪年により異なる
J.H. Bruns Collegiate約1,000人◆(特色は追って掲載)◆
Collège Jeanne-Sauvé約850人フランス語イマージョン校―
Collège Béliveau約670人フランス語イマージョン校―

生徒数:マニトバ州政府(2025年10月1日時点)。EAL:教育委員会の回答(2026年9月)。

フランス語イマージョン校の授業は、ほとんどがフランス語です。日本から留学する生徒の多くは、英語の5校から選ぶことになります。

費用(2027-2028年度)

1年(10ヶ月)

項目金額(カナダドル)
出願料$250
授業料$13,500
ホームステイ(月$1,100×10ヶ月)$11,000
医療保険$600
合計$25,350

1学期(5ヶ月)

項目金額(カナダドル)
出願料$250
授業料$6,750
ホームステイ(月$1,100×5ヶ月)$5,500
医療保険$400
合計$12,900

その他にかかる可能性のある費用

  • 成績証明書の審査料:$250
  • 特別食(アレルギーなど):月$100
  • 早めの到着・遅めの出発による追加滞在:1泊$50
  • Grade 12の卒業関連費用(卒業ディナー、ドレス・スーツなど):別途

支払いと返金

  • 合格通知(Letter of Acceptance)の発行には、$1,500の前払い(シートデポジット)が必要です。
  • 残りの全額は、プログラム開始の90日前までに支払います。
  • 学生ビザが不許可になった場合は、全額返金の対象です。開始90日前までの辞退も全額返金ですが、それ以降は手数料などが差し引かれます。詳しくは教育委員会の返金規定で確認します。

費用はカナダドルで支払うため、日本円の金額は為替で変わります。たとえば$25,000の場合、1ドル105円と110円では、12万5千円の差になります。見積もりの時点と支払いの時点で金額が変わることを、あらかじめご了承ください。

滞在方法:教育委員会が運営するホームステイ

ルイスリエール教育委員会では、留学プログラムが自らホームステイを運営しています。民間の会社に任せず、教育委員会が家庭を選び、生徒との組み合わせを決めます。

  • ホームステイ費は月$1,100。ホームステイの紹介料はかかりません。
  • 空港には、ホームステイの家族(必要に応じて教育委員会のスタッフ)が迎えに来ます。
  • 教育委員会のスタッフが毎週学校で生徒の様子を確認し、必要に応じて追加のサポートをします。
  • 留学中には、文化イベント、芸術・音楽・演劇、アウトドア、スポーツ観戦、市内観光などの機会があります。

◆(視察で確認:困ったときの連絡体制、ホームステイ家庭のある地域、学校までの通学方法)

サマープログラム(夏の短期留学)

ルイスリエール教育委員会は、ウィニペグの教育委員会で唯一、留学生向けのサマープログラムを開いています。1年留学の前の「下見」や、中学生の夏の短期留学にも使えます。

2025年のプログラムは次のような内容でした(毎年の内容・費用は変わります)。

  • 対象:Grade 7〜12の留学生
  • 期間:2週間・3週間・4週間から選択(7月〜8月初旬)
  • 会場:グレンローン高校
  • 1日の流れ:午前はカナダの教員による英語の授業、午後は博物館や公園などへの見学や体験活動
  • 滞在:ホームステイ(Grade 9〜12のみ)
期間授業料保険ホームステイ
2週間$1,900$75$700
3週間$2,400$100$850
4週間$2,700$125$1,000

別途、出願料$250(2025年の例、カナダドル)。2027年夏の日程と費用は、発表され次第お知らせします。

代表・水谷の視察レポート

◆ 2026年10月:ウィンザーパーク高校・グレンローン高校・ダコタ高校

<!– 視察後に3〜5行で追記:教育委員会全体の印象、留学生担当スタッフの体制、3校を回って感じた違い。詳細は各校ページへリンク –>

◆

2018年1月:ダコタ高校

2018年1月、マニトバ州が主催した教育関係者の視察ツアーに参加し、ダコタ高校を訪問しました。真冬のいちばん寒い時期でしたが、カナダの公立高校の科目の多さと設備の充実ぶりに驚いたのを覚えています。

ルイスリエール教育委員会の紹介動画

よくある質問

Q. 小学生・中学生も留学できますか? A. 現在、ルイスリエール教育委員会は小中学生(K〜Grade 8)の出願を受け付けていません。受け入れはGrade 9〜12です。夏のサマープログラムは、Grade 7から参加できます(2025年の例)。

Q. カナダの高校を卒業できますか? A. できます。複数年続けて在籍し、マニトバ州の卒業要件を満たせば、高校卒業資格を取得できます。日本の学年や取得済みの単位によって必要な年数が変わるため、個別にご相談ください。

Q. 英語が苦手でも大丈夫ですか? A. 英語のサポートはありますが、専用の授業があるのはダコタ高校とグレンローン高校です。英語に不安がある場合は、この2校から考えることをおすすめします。

Q. 学校は自分で選べますか? A. 希望は出せますが、最終的な配置は教育委員会が決めます。◆(視察で確認:希望校の通りやすさ、アカデミーのある学校への配置)

Q. 日本人はどのくらいいますか? A. ◆(視察で確認:教育委員会全体と各校の日本人の数)

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