2月スタートで1年間のカナダ高校留学を検討している方へ ── プランニングで大切なこと

「2月から、1年間カナダの高校に通わせたい」。 ご相談の中で、よくいただくご希望のひとつです。日本の学年の区切りやお子さんの状況に合わせて、9月ではなく2月のスタートを選ぶご家庭は少なくありません。

ところが、この「2月スタートで1年間」というプランには、最初に知っておいていただきたい”仕組み”があります。ここを理解しておくだけで、費用の見通しが立ち、お子さんの一年がぐっと充実したものになります。

目次

カナダの学年は「9月〜6月末」── まずここから

カナダの高校の学年は、9月に始まり、翌年の6月末で終わります。実質およそ10ヶ月。これが1つの「学年度」です。

学期は大きく2つに分かれていて、9月スタートと2月スタートのどちらからでも入ることができます。

ここで大切なのが、「2月スタートで1年間」という場合、2つの学年度をまたぐということです。

  • 2月〜6月 … ある学年度の後半(第2セメスター)
  • 7月・8月 … 夏休み
  • 9月〜翌年1月 … 次の学年度の前半(第1セメスター)

つまり、ちょうど真ん中に「夏(7月・8月)」が挟まる形になります。

見落としがちな「7月・8月」

9月スタートの留学なら、6月末で1年が終わり、そのまま帰国するのが自然な流れです。ところが2月スタートの1年間では、その「夏」がプランの内側に入ってきます。

この7月・8月をどう過ごすか―― 日本に一時帰国するのか、それともカナダにとどまるのか。 この選択によって、費用もスケジュールも、そして一年の過ごし方そのものも大きく変わってきます。ここを後回しにすると、後から慌てることになりがちなポイントです。

夏にカナダへ残るなら「後見人」が必要になる

ここが、特に知っておいていただきたい大切な点です。

高校留学の受け入れは、6月末で一区切りとなります。それと同時に、学校(教育委員会)側が担っていた「後見人(カストディアン)」の責任も、そこで終了します。

カナダでは、未成年の留学生には後見人が必要です。つまり、高校のプログラムが終わったあとに「ホームステイ先へそのまま残って夏を過ごす」ということは、原則できません。後見人がいない状態になってしまうからです。

では、夏もカナダにいたい場合はどうするか。 語学学校のプログラムやサマーキャンプに参加し、そちら側から新たに後見人を得るという形になります。「夏もカナダに残る」とは、単にホームステイをあと2ヶ月延ばすことではなく、夏のあいだ通うプログラムをきちんと用意する、ということなのです。

「帰国する」「カナダに残る」── 二つの選択肢

どちらが正解、というものではありません。お子さんの目標やご家庭の状況によって、合う選び方は変わります。

一時帰国する場合 ご家族と過ごす時間が持て、夏のあいだの滞在費はかかりません。往復の航空券は必要になりますが、いったん日本でリフレッシュして、9月からの後半戦に備えるという考え方です。

夏もカナダで過ごす場合 英語環境が途切れず、せっかく伸びた英語力をさらに伸ばし続けられます。語学プログラムやサマーキャンプは、9月からの新学期に向けた良い”助走”にもなります。その分、夏のプログラム費用と後見人の手配が必要になります。

カナダのサマーキャンプ一覧はこちらカナダの語学留学について

費用は「1年分」では測れない

もうひとつ、費用について正直にお伝えしておきたいことがあります。

「2月スタートで1年間」は2つの学年度をまたぐため、前半(第2セメスター)と後半(第1セメスター)で、適用される授業料やホームステイ費の年度が変わることがあります。多くの学校は年度ごとに費用を改定するため、2つの年度の料金が組み合わさるケースがあるのです。

ですから、費用は「掲載されている1年分の金額」をそのまま当てはめるのではなく、

  • 年度をまたぐこと
  • 夏(7月・8月)をどうするか

この2点を踏まえた、項目ごとの見積もりで考える必要があります。ここを最初に押さえておけば、「思っていた金額と違った」という事態を避けられます。

だから、「夏の過ごし方」は早めに決めておきたい

2月スタートの1年間で、いちばん最初に決めておきたいのは、実はこの「夏をどうするか」です。これが決まると費用の全体像が見え、お子さんの一年の設計図がはっきりします。

とはいえ、今すべてを一人で決める必要はありません。お子さんの性格や目標、ご家庭のご予算をうかがいながら、一緒に整理していけば大丈夫です。準備の見通しが立っているほど、お子さんは余計な不安を抱えず、目の前の生活と学びに集中できます。

ご不明な点や、ご家庭に合った夏の過ごし方については、いつでもご相談ください。

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よくあるご質問

Q. 2月入学の1年留学では、夏も必ずカナダにいないといけませんか? いいえ。7月・8月に一時帰国することもできます。カナダに残るか帰国するかは、目標やご予算に合わせて選べます。

Q. 夏のあいだ、ホームステイ先にそのまま住み続けられますか? 原則できません。6月末で学校側の後見人の責任が終わるため、夏もカナダに残る場合は、語学プログラムやサマーキャンプに参加し、そちらから後見人を得る必要があります。

Q. 費用は掲載されている「1年分」で考えればいいですか? 2つの学年度をまたぐため、2年度分の料金が組み合わさることがあります。さらに夏の過ごし方によっても変わるため、項目ごとの見積もりで確認するのが安心です。

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この記事を読んで気になったこと、もっと詳しく聞きたいことは、キャタリストカナダの無料カウンセリングでお話しましょう。カナダ在住の代表・水谷が直接お答えします。

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この記事を書いた人

カナダ・ウィニペグ在住。株式会社キャタリストカナダ代表。1998年、英語ゼロでカナダへワーキングホリデー渡航。2004年、28歳で仕事を辞め妻とともにハリファックスへ語学留学。英語教師資格CELTA取得・TOEIC935点。2007年創業以来、カナダ高校留学・語学留学・サマーキャンプの支援を続けています。自身の3人の子どもたちもカナダの学校に通っています。現地在住だからこそ伝えられるリアルな情報を、保護者・学生・社会人の皆さんにお届けします。

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